太めの細井のきまぐれ日記
 セギ普請(せぎぶしん)
  
 
 まだまだ花の種類は少なく探すのに苦労します。田んぼの横を流れる小川の中に、春の日差しを浴びて梅花藻(バイカモ)が青々と輝いていました。ワサビやセリと共に、天然物を見かけることが少なくなった山菜ですが、清流である証しです。5月下旬頃になれば梅のような白い花を咲かせてくれる事でしょう。

 キクザキイチゲ

 こうした用水路をこの辺の方言で「セギ」と言います。今では少なくなりましたが、雪が消えると真っ先に集落全戸が集まって「セギ普請(せぎぶしん)」なるものをしました。積雪で壊れた個所を修理したり、土砂で埋まった場所を掘り出したりするのですが、急な渓流の多い山間では、水の取り入れ口までが遠く、狭い水路が急斜面を横切っているので、危険も伴います。ましてやコンクリートやU字溝など無かった時代には、苦労の多い作業だったと思います。「アスコ(あそこ)のトウチャ(父さん)はセギ普請で亡くなってセ」なんて話を子供の頃聞いた記憶があります。

 二十四節気では春分から清明(せいめい)へと季節は移っています。暦便覧に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草と知れる也」と示されているように、昔から生気みなぎる明るい清々しい季節として親しまれ、植物の命の成長を注意深く見守っていた様子が伺えますね。

一番好きな新緑の季節が近づきつつありますp(*^-^*)q



                              (´・(ェ)・`)~~hutoi

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